こんにちは。政治経済に疎いRIKKAです。
コンサル後輩羽田君から、今回はトランプ大統領令と安倍首相の動きについてビジネスの観点からいろいろ聞きました。
それをただの主婦の感想とおもに紹介いたします。

※羽田君の言葉を一部わかりやすく改編しています。
トランプ大統領令乱発の恐怖の先へ:ビジネスマンとして読み解く
ロイターの記事より:トランプの大統領令を紐解きます。
jp.mobile.reuters.com
トランプ米大統領が発した難民やイスラム教徒の多い中東・アフリカ諸国から市民入国を禁止する大統領令について、国際社会や人権団体の反発が強まるなか、大統領は29日これを擁護、政権からはさらに対象国を拡大する声も出ている。
トランプ大統領は27日、難民を120日間、シリアからの難民は無期限、イラン・イラク・リビア・ソマリア・スーダン・シリア・イエメン市民の入国は90日間禁止する大統領令に署名した。
大統領は29日、ツイッターで「強固な国境と徹底的な審査が今」必要とし、「中東では多くのキリスト教信者が処刑されており。この恐怖を続けてはならない」と述べた。
プリーバス大統領首席補佐官は29日のテレビ番組で、大統領令は
以下、割愛。
引用元:ロイター通信
トランプ大統領は90日と区切ってますが、
僕の考えでは恐らく形を変えて延長されると思います。
いまは、法案を整備するための時間稼ぎです。
トランプは大統領令を乱発してますが、全ては米国をひとつの会社と捉え、
ビジネスマン視点で考えるとわかりやすいです。
トランプ大統領がテロの観点で対策を講じているのは大義名分で、
本当の目的は低所得の移民(労働者)を国内に入れないための対策です。
トランプは、不法移民を非難することで、工場で働く多くの白人労働者の支持を得て当選しました。支持率を維持していくためには、彼らの期待を実現する必要があります。
トランプ支持層の考えでは、労働賃金の低い移民によって、白人労働者の仕事は奪われているというものが主流です。
国民を社員と考えた場合、移民の流入を防ぐことが、社員の利益をあげ、
会社(米国)の利益をあげることに繋がります。
当選前からトランプ大統領の行動を見る限り、全ては経済活動に繋がりムダがありません。
まさに、パズルです。
トランプ大統領の一挙手一投足の意味を考察すると、
ビジネススキルをアップできるような気がしますね。
●RIKKAの感想:恐怖だけじゃだめ、敵をよく知る
私RIKKA個人としては、差別的なトランプ大統領は嫌いです。
でも誕生してしまったモノはしょうがないです。
「恐ろしい世界になっていく」と思っていますが、よく考えたら、イギリスのEU離脱などソレより以前の出来事も、すべて予想を裏切って世の中が変わっています。
その変動期はだいぶ前から始まっているように感じます。
アメリカ人であれば、デモを起こし「恥ずかしい!」と自国の大統領を認めないと表明するのも手です。
ニュースからではどこまで多くの人がこのように考えているのか、わからないですが、大多数の良識あるアメリカ人が「差別的で自分勝手なアメリカ像」に変わることを望んでいないことを期待しています。
私たちにできるのは、トランプ大統領の表面的な動きだけではなく
本当の狙いを見極めることじゃないかと思います。
トランプ大統領令に安倍首相が即行動にトヨタへ駆け寄る!
羽田君:次に、日本の動向を見ていきます。(一部改変)
毎日新聞より:安倍首相とトヨタ社長が会談への動きがすばやい。
mainichi.jp
安倍晋三首相は、トヨタ自動車の豊田章男社長と2月3日に東京都内で会談する調整に入った。
トランプ米大統領が自動車貿易を「公正ではない」と指摘したことを踏まえ、同月10日にワシントンで行われる日米首脳会談前に意見交換する。
トランプ氏にメキシコ工場新設計画を批判されたトヨタは、米インディアナ州の工場の新規雇用を発表するなど対応に追われてきた。
首相はトランプ氏との28日の電話協議で日本企業が米経済に貢献していることを伝えた。
首脳会談でより詳細に議論するために、豊田氏から直接、説明を受けるとみられる。
以下、割愛。
引用元:毎日新聞
トランプ大統領もですが、安倍首相にもムダな動きはありません。
10日の会談に向けて、中国やメキシコのように高関税率を課されないための具体的なお土産を用意する必要があります。
メキシコ工場の建設の件でトランプに、トヨタが名指しされたのは記憶に新しいですけど、日本も高税率をかけられるスレスレのボーダーラインにいます。
僕は安倍首相のファインプレーに期待します。
安倍首相の即断、即実行の動きは私利私欲がなくて僕は好きなスタイルです。
トランプ会談では、安倍首相は追い詰められる側ですけど、
恐らく心から笑顔で対応しますよ。
安倍首相はその場のスリルを、ゲームの感覚で楽しむタイプのようですから(笑)
●RIKKAの感想:安倍首相は一部嫌いだが、対応力の速さはすごい
私は後輩羽田くんのように、ビジネスライクに安倍首相を捉えることができません。
トランプ大統領と同じく安倍首相が怖くて、嫌いです。
なぜなら、将来自分の娘を含めた子ども達の良いことに繋がる政策をしているかというと、そう感じられないからです。
読み取れないからかもしれませんが、それでも平和でいたいし、もう戦争をしたくないです。
日本という国の性質上、アメリカに従ってきた経緯がありそれで自国は平和であった・・・それをこれからも続けるとなると、「戦争をしかけたがる」アメリカとの付き合いを見直さなければいけないです。
そんな悠長なことを言ってられないかも知れません。
ただただ、一人の母親として子ども達の将来がもっと暗くならないように希望を見いだしていきたい。
暗いと言えば、6人に1人の子どもが貧困だというデータがあるそうで。
すでにサバイバルな世の中は始まっています。
私の周りは幸いそれを実感していないだけ。
それを頭に母として何が出来るか、考えていきたいです。
まとめ:知らないではすまされない世の中
後輩の羽田君もですが、少しでも分からないなりに色々な信用がおける人から情報をもらっていかないと、どうもニュースだけでは噛み砕けず、ふぬけになる気がします。
知らないではすまされない世の中になるのは、とても悲しいことかもしれませんが。
そうなってしまったら、対応していくのが人間であり、動物的本能と理性で乗り越えたいと思っています。